「聴覚障害者の医療を考える会(いのちを考える会)」の研修に参加しました

聴覚障害者らが医療や健康についての情報を学ぼうと定期的に開催する「聴覚障害者の医療を考える会(いのちを考える会)」の研修に
参加しましたので報告します。

日程: 2019年7月25日(木)
場所: あすてっぷ KOBE

MEDINTからは5名が参加しました。
以下に兵庫県保険医協会の神戸支部ニュースへ投稿した感想を転記します。

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 自身は外国語医療通訳者団体である「医療通訳研究会(MEDINT)」所属で、今回初めて「健康と医療について語り合う会」に参加させていただきました。
 はしかの世界的流行、風しん急増がニュースとなる昨今、とてもタイムリーなテーマであり、講師の鷲尾先生の分かりやすい説明とスライドで基礎知識の再確認ができました。感染を防ぐには集団での予防が非常に重要であることを学び、また個人的には麻疹も風疹もいずれも予防接種を受けていない年齢で、風しんの抗体検査を受けなければと強く決意した次第です(早速、家で過去の郵便物をチェックすると未開封の神戸市からのクーポン券を発見しました…)。
 会の雰囲気はとても明るく、質疑応答も活発で、参加者の勉強への強い関心と熱意を感じました。医療知識は常に更新が求められるものなので、医療通訳研究会でも定期的に勉強会を開催しています。皆さんの会で(私たちの会と)大きく違う点、また羨ましいなと思ったことは、通訳者だけではなく、通訳を受ける対象の方も一緒に勉強会に参加しているところです。
 私はスペイン語通訳で手話は全く分かりませんが、スムーズな通訳者の交替や、訳出が終わっていないときの発話者に出す合図のタイミング等、見ているだけでも非常に勉強になりました。機会があればまた参加させていただきたいですし、何かの形で今後連携できることがあれば考えていきたいと思います。

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