2018年12月2日（日）告知場面をサポートできる医療通訳者の養成研修＜第2回＞　感想

参加者の方からの感想です。

公立甲賀病院の沖野孝先生から「がん医療」についてのお話。様々な治療方法や薬剤が開発されている現在では、がん＝死ではない、とのお言葉が印象的でした。がんの特性と、何よりも患者の意志、希望に合う治療を最優先されている先生の真っ直ぐな姿勢に感銘を受けました。
次に同病院のがん相談支援センター看護師柴田紀子さんのお話。患者と家族の心の中に潜んでいる思いを引き出し、最善のケアを毎回試行錯誤されている真摯な姿勢に学ぶことがたくさんありました。医療通訳者として、言葉の翻訳だけでなく、話者の「気持ちの揺れ動き」や、言葉にできない「不安や思い」を伝えていくことができるだろうか。
まずおふた方の姿勢を見習いたいと思いました。