2019年度 連続講座(第1回目)レポート
「言葉の違いで命の差をつくらない~救急場面の医療通訳」
日 時:2019年10月20日(日) 午後1時~5時
場 所:東洋医療専門学校
内 容:「救急救命士の仕事」
【講義】奥元 隆昭 先生( 東洋医療専門学校講師・元消防職員・救急救命士 )
【演習】森本 幸夫 先生( 東洋医療専門学校講師・元消防職員・救急救命士 )
参加者:30名(非会員3名、団体推薦者6名含む)
第1回目の連続講座は講義から始まり、実際の現場の様子を学ぶ演習の2部構成で行われ、盛況のうちに無事終了しました。また今年度も、日本語が母語ではない医療通訳者の団体推薦での参加がありました。通訳者が救急現場に同行することは、ほぼないでしょうが、電話での対応や搬送後に通訳にあたる場面を考えると、現場の様子を知ることは非常に大切であると痛感しました。
今回初めて参加された方から感想をいただきましたので紹介いたします。
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今回の研修で、 救急隊が現場で患者と患者家族をどう対応するのか、 搬送先の病院の医師との連携の重要性、 通訳が必要な患者と患者家族とのコミュニケーションの取り方につ いて学びました。
私は職場で要通訳の患者様の受付と診察、健診、 入院の通訳に携わっているので、 救急現場で患者とその家族の間に入って通訳することは殆どありま せん。 ですが稀に通訳要の患者様が救急車で別の病院に搬送される時、 救急隊と患者の間に入って通訳する時があります。